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昨日、情熱大陸で大阪大学の澤芳樹教授のことが取り上げられていました。

ips細胞から心筋シートを作り出し、世界で初めて重い心臓病の患者さんに移植された方です。

詳しくは↓

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構のページhttps://www.amed.go.jp/news/release_20200127-02.html

 

番組の中で「サイエンス(科学)は裏切らない」「サイエンス(科学)は長い時間の積み重ね。すぐに結果は出ない」という言葉を発しておられ、その言葉らが的確すぎて、ある種の衝撃を受けました。

ヒトips細胞の作成が成功したのは2007年。非常に長い年月がかかっています。

 

学習も同じです。一夜漬けでは、短期的に効果が出ても、長期的には意味のないものになります。

すぐに結果が出ず、生徒も保護者の方々もモヤモヤすると思います。当然、私達も悔しい思いをしています。

また、結果を実感できるのが早い生徒もいれば、遅い生徒もいます。

そのため、なおのことモヤモヤすると思いますが、必ず結果に表れます。

1ヶ月後かもしれないし、1年後かもしれません。それらは誰にもわかりません。

大切なことは、結果を出そうとするのではなく、信じて「努力し続ける」ことです。

 

「もういいや。」と思った瞬間、それまでの努力はゼロに戻り、また振りだしからです。

学習だけでなく、社会に出てからも同じことは、何度も起きます。

つらいときに逃げるクセをつけていては、どんな場面でも逃げるばかりになり、昇進や給料アップを逃す恐れもあります。

「その時になったら、努力するよ」なんて、生徒は言いますが、それはなかなかできないと思います。

「努力し続ける」忍耐力は小中高の期間に、一番身に着くと言われています。

企業がスポーツに熱心に取り組んだ学生を積極的に雇うのには、そんな背景があってこそです。

 

科学だけでなく、色んな事例、とくに学習においては、時間と理解の積み重ねです。

自身や保護者を信じ、また、周りの大人や友達のアドバイスに耳を傾けながら、「努力し続ける」

必ず、後から結果はついてきます。

 

(足立)

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